ベトナム・ニャチャンのホテルの選び方
- 2016/1/8

目次
ベトナムのリゾート地:ニャチャンのホテルの選び方
ベトナムの有名リゾート地ニャチャン。一体どこのホテルに泊まればよいのでしょうか?シティ型のホテルと、ヴィラリゾートタイプのリゾートでは全く旅の醍醐味が変わってきます。しかもニャチャンのガイドブックはほとんど存在しません。ベトナムのガイドブックに載っていてもたった2〜3ページがやっとです。あまりに情報がないため、ホテル選びには苦労しました。
まずは基本的に4ヶ所に分けて考えると簡単です。
■南の空港エリア
空港がニャチャンには2カ所ありますので間違えないように。ひとつは街の中心地からすぐのところにある「ニャチャン空港」。地図を見ると「あ、すぐ近くに空港がある!」と思うのですが、この空港は閉鎖中でやっていません。
ニャチャンに行くときに使う空港は、街から南に40分ほど行ったところにある「カムラン空港」です。ニャチャンに飛行機で来る方々は基本的にはこの空港を利用することになります。
この空港から、各ホテルに行くわけですが、まずひとつめのエリア「空港〜街」までの間にある新興リゾートエリアです。
「ミアリゾート」「フュージョンリゾート」などがあります。ここの「ダイアモンド ベイ リゾート & スパ」を中心にダイアモンドベイ一帯をレジデンス&ホテル&ゴルフなどが一緒になった大規模なリゾートエリアへと開発する「ダイアモンドベイリゾート」という一大プロジェクトも進行しています。
ハイレベルなリゾートを楽しめますが、その周りは砂漠に来たかのような何もない荒れ地という感じです。さらに次々とホテルを建設中の工事現場も目にすることになります。移動中はちょっとまだまだ開発中ですが、リゾートに入ってしまえば別世界が待っています。
リゾートの中には最高の海が広がっています。遠くに島が見える、何もない広々とした海を一日中眺めていられます。ただし特に冬は風が強いので注意が必要です。波も荒いので海で遊ぶというよりは眺めているのに適しています。
ここだけに泊まる方々はホテルの無料シャトルで街に遊びに行くことになります。といっても片道30分ほどはかかってしまうので、ここに泊まる方は街のホテルに移動するなど、使い分けるのが有効です。
■真ん中のニャチャン・シティ・エリア
「インターコンチネンタル・ホテル」「シェラトン」などが立ち並ぶメインエリア。ハワイのカラカウア通りのような雰囲気で、東側に南北に長く広がるビーチ。大通りを挟んだ道沿いにホテルやショッピングセンター・レストラン・ローカルなお店などがズラリと並んでいます。
通りにはバイクと車がひっきりなしに通り、朝から夜までクラクションの音が鳴り止まない喧騒の街です。信号がないので横断歩道を渡るにも一苦労です。ビーチには各ホテルのパラソルが立ち、木陰でビーチを満喫できます。波はかなり荒く激しいです。ゆったりと海で遊ぶという感じではありません。
アジアな風情を楽しめる街をブラブラしたり、激安の街のスパに行ったり、ローカルなダム市場に行ったり、街を楽しみたい方はこのエリアに泊まるのがよいでしょう。ただ街にはバイクの客引きがいたり、一本路地を入ると決してキレイとは言えない家々が並んでいたり…かなり雑多な雰囲気ですので、静かにリゾートを過ごしたい人には少し不向きかもしれません。
■街から島に渡ったヴィンパール・エリア
ニャチャンシティの対岸。なんとロープウェーで海を渡った島にあるのがヴィンパール・エリア(船でも行けます)。ヴィンパールグループが開発している一大リゾートエリア。遊園地のヴィンパールランドの他、「ヴィンパール ニャチャン リゾート」「ヴィンパール ラグジュアリー ニャチャン」など高級ホテルからカジュアルリゾートまで様々なタイプのホテルが存在します。
一度ロープウェーで渡ってしまえば、遊園地もあり様々なタイプのホテルもあり、そこだけで完結するリゾートエリア。遊園地・水族館・ウォーターパーク・ゴルフ…などを満喫したい方には、ヴィンパール・エリアが向いているでしょう。
■北のニンヴァンベイ・エリア
「シックスセンシズ・ニンヴァンベイ」「アマンのアマノイ」などの超高級リゾートが点在するニンヴァンベイ・エリア。空港からかなり時間がかかります。シックスセンシズ・ニンヴァンベイは車とボートを乗り継いで90分。アマノイは100分かかります。その分、離島に来たかのような何もない雄大な自然の中にある超高級リゾートを満喫できます。
ニャチャンシティの喧騒が嘘のような、本当に誰にも邪魔されない夢の世界でリラックスできます。湾に作られたリゾートなので、波も穏やか。静かなプライベートビーチを堪能できます。贅沢な空間で静かにゆったりとくつろぎたいという方には、ニンヴァンベイ・エリアが向いているでしょう。
ニャチャンのホテルの選び方 まとめ
ニャチャンと一口に言ってもかなり泊まる場所によって雰囲気や遊び方が変わってきます。できればニャチャンシティでの宿泊とその他のリゾートエリアでの宿泊を組み合わせると、雑多でアジアンなニャチャンシティと、ゆったりとしたリゾートを満喫でき、ニャチャンの魅力を余すことなく堪能できることでしょう。
この記事にグッときたら
いいね!しよう
行ってわかった賢い旅行情報をお届け!
Twitterでトラベリスタしよう!
Follow Follow @onsen_tv