アメリカのディズニーストアは手軽に行ける魔法の国だ
- 2016/11/25
ディズニーランドとディズニーストアを旅先で使い分ける
ずいぶん昔、まだ娘が2歳児だった頃、子供が喜ぶ顔が見たくて東京ディズニーランドに連れていったのですが、娘はそれほど嬉しくない様子。数週間後、池袋のディズニーストアに連れて行ったらもう大はしゃぎ。子供の目線で見たら手を伸ばす距離にディズニーキャラクターが山ほど出現するディズニーストアの方がずっと楽しい場所だということは発見でした。
さて、アメリカのディズニーリゾート(フロリダ)や西海岸ロサンゼルス近郊のディズニーランドに旅行で出かけるのは楽しいですね。私はどちらも2回ずつ、遊びに行ったことがあります。とても楽しいし、旅行なのでただただ楽しめばいいのですが、ちょっと気になるのがおみやげの価格が高いこと。
一緒に行った家族がどうしても欲しくてそこで何かを買うのであれば、それはそれでプライスレスな体験なのでいい旅のお土産だと思いますが、日本で待つ友人や両親などにディズニーのオフィシャルクッキーやキーホルダーを買って帰るのは、価格が高い割に相手もそれほど喜んでくれるわけではない(魔法がかかっていないですからね)ので、無理に高い支出をすることもないと思います。
なぜディズニーストアは価格がリーゾナブルなのか?
実はそういう時、市内のショッピングモールにあるディズニーストアに行けるようでしたら、そちらで買い物をすることをお勧めします。
実はアメリカのディズニーストアではディズニーキャラクターのグッズや子供服を他よりも格段に安く販売しているのですが、これには理由があります。
ディズニーのキャラクターグッズはライセンス料が高いため、貧富の差が激しいアメリカでは、貧しい家庭の子供にはミッキーマウスの洋服が買えないという問題が起きました。
そこでディズニーの経営陣はディズニーストアを全米に展開し、そこでは普通の子供服と同じ価格でディズニーの洋服を買えるようにしたという歴史があるのです。
商品だけをお土産で持ち帰るならディズニーストアがだんぜん合理的
このように利益と社会的義務をディズニーの経営陣はうまくバランスさせています。子供服ひとつとっても、米国ではディズニーストアでは格安の子供服を売る一方で、ディズニーリゾートの高級ホテルでは高額な洋服を用意しています。
富裕層が集まるフロリダ、ロサンゼルス、そしてハワイにできたディズニーリゾートでは高価格帯の商品を、そして地元の子どもたちが集まる市内のストアでは低価格帯の商品をという彼らの合理的思考法を考えれば、おみやげは市内のストアで買うのが賢い買い物法。
たとえばハワイのディズニーリゾートにお泊りの場合は、アラモアナショッピングセンターのディズニーストアを一度覗いてみてはどうでしょう?
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