台湾・台北桃園国際空港ターミナル1・チャイナエアラインラウンジはシックかつフレンドリーで素敵!
- 2016/7/6
目次
台湾の台北桃園国際空港・第1ターミナル・チャイナエアラインラウンジ
台北・桃園国際空港のVIPラウンジは第1ターミナルに存在します。
出発場所によっては、第2ターミナルに到着する便もあるかと思いますので、その場合は第1ターミナルに移動しましょう。第1・第2ターミナル間の移動は「スカイトレイン」と呼ばれる無人シャトルを利用します。乗り逃しても、2〜5分ほどの間隔で運行しているため、あまり待たなくても大丈夫ですよ。
シャトルを降りたら、セキュリティチェックを通って、頭上の「航空公司貴賓室」(Airlines VIP Lounge)の看板の矢印に従って進みましょう。
看板に従って進んでいくと、お酒を売っている免税店の前に階段がある場所に出会いますので、そこからアクセスするのは良いです。階段を登った一番手前のお部屋がチャイナエアラインのVIPラウンジです。
ラウンジに入れるのはスカイチーム上級会員など
このラウンジは入り口の壁に”CHINA AIRLINES”と大きくロゴが掲げられているのですが、このVIPラウンジはチャイナエアラインのダイナスティメンバーだけでなく、スカイチームメンバーのエアライン(デルタ航空やKLM、中国東方航空など)の上級会員(エリート会員以上)やビジネス・ファーストクラスに搭乗する方ならどなたでもくつろぐことができます。
まずは中に入って受付を済ませましょう。受付といっても、自分の搭乗券とエアラインメンバーカード(エアラインスマホアプリの画面でもOK)を手元に準備しておくだけで大丈夫です。チャイナエアラインのユニフォームに身を包んだスタッフの方が搭乗券とエアラインメンバー会員証を確認し、ラウンジのご案内をして下さいます。日本語も通じやすいので、お手洗いの場所などわからないことがあったら気軽に質問ができますね。
チャイナエアラインラウンジの施設
受付が済んだら、ライトに照らされた廊下を進んでいきます。突き当たりを右に曲がったらビジネスラウンジです。
ビジネスクラスラウンジにたどり着くまでの通路はさほど長くはないのですが、たどり着くまでには台湾の雑誌類や新聞をはじめ、TIME紙などの海外の雑誌が豊富に揃っています。なんとなく1冊を手にとってめくってみると海外の雰囲気が味わえていいのではないでしょうか。
書籍エリアの他にも、お手洗いや授乳室、スリーピングルームやシャワーブースがあります。ママさんにも長旅で疲れてリフレッシュしたい方にもくつろげる場所ですね。ちなみに、シャワーブースが開いていない場合は、ラウンジを出たところにもシャワーが使える場所(ちょうど、このラウンジの裏の位置になります)がありますので、どうしても浴びたい!という方は一旦外に出て、シャワーを浴びるといいと思います。
特筆すべきはシックで落ち着いた癒し系インテリア
2014年にリノベーションされたこのラウンジは新しいだけあり、とても清潔。
少し暗いかな、程度の明るさでとても落ち着きます。人によっては暗すぎると感じる方もいらっしゃるかもしれません。
私は太陽ギラギラな東南アジア出張が多く、出張先からヘトヘトになって台北まで戻ってきた際にいつもこのラウンジのほどよい暗さにとても癒されています。目を酷使する方や次のフライトまでじっくり休みたい…という方にはぴったりな暗さかもしれませんね。ゆっくり休みすぎて次のフライトを逃さないよう要注意です。
インテリアですが、こちらは黒とウッド、石がたくさん使われたシックな仕様。どことなくアジアンチックで、かつとてもモダンな雰囲気です。席はソファ席とテーブル席があり、どちらもダークカラーを基調としたソファやテーブルとなっており、周りのインテリアにマッチしています。また、席の周りには台湾を感じられる書物や陶器がディスプレイされており、なかなか楽しいです。骨董品に興味のある方には特に楽しめること間違いなしのラウンジです。
ソファ席は人気なので空きを見つけたら早めに確保
ラウンジ中央にはブッフェエリアやスタッフさんが配膳を行うエリアがあり、そのエリアを囲むようにソファ席やテーブル席が並んでいます。22時頃までのピーク時間にはここから先に席が埋まりやすいので、ピーク時間に利用される方でゆっくりくつろぎたい!という方はまず席の確保を急ぎましょう。
また、どうしても空席エリアが見つからない…という場合は、ボックス席に1人で座っている方に隣に座っていいか聞いてみましょう。少し抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、何回かお願いしてみたところ、案外皆さん快くOKして下さいましたよ!
ハイレベルな台湾のフードメニュー
さすが美食の国・台湾と言わざるを得ないほどレベルは高めです。何度か訪れてみて気づいたのは、季節ごとにメニューが結構変わっているということ。
冬に訪れた際には美味しいさくさくの天ぷらなどがあったのですが、春〜夏はない、などメニューにはばらつきがあります。メニューにばらつきはあっても、いつのシーズンに訪れてもどのメニューも美味しさは変わらず。いつも高いレベルを保っています。
種類も10種類以上はあるような豊富さで、ちょっとずつ全部食べてしまいたいほどの見た目の鮮やかさも魅力の1つでもあります。
いつのシーズンも変わらずあるメニューは、目の前で作ってくれる麺類やカラフルな点心、餃子、小籠包、ドラゴンフルーツやグアバなどのフレッシュなフルーツやサラダバーでしょうか。
ドリンクはビール(台湾麦酒、Heineken、札幌ビールもしくはアサヒスーパードライ)、ウーロン茶、牛乳、スイカジュース、トニックウォーター、赤白ワイン、ジン、ウォッカなど。こちらも種類は豊富でした。食べたあとのお皿はスタッフの方が手早く片付けて下さいます。
ドリンクバー近くの席についてとても興味深かった点があります。1時間に10人ほどの方がヤクルト(スーパーでよく見かける小さいサイズ)を2、3個持って退出していった点。ヤクルトってそんなに人気なのでしょうか。他のアジアのラウンジではどうなのか気になります。
スタッフさんの優しさにほろり
関西空港からチャイナエアラインを使用して東南アジアへ出張することが多いのですが、いつものようにこのラウンジのソファ席について仕事をしていたら、あるスタッフの男性が中国語で何か私に話しかけてきました。
私が中国語を理解できなくて申し訳ない旨を英語でお伝えすると、「ああ、ごめんね。とても小さいテーブルでお仕事をしていたみたいだから、大きいテーブルをテーブル席から出そうかなと思っていたんだ。どうかな?その方が集中できると思わない?」と、わざわざ声をかけてきてくれたのです。
確かに、ソファ席のテーブルはパソコンで作業するには少し小さめなのです。ピーク時であったため、私の他にもたくさん利用客がいる中で私に声をかけてくれた彼に、なんだかとても感動してしまいました。
そろそろ搭乗時刻が近づいているからもう出ようかなと思っていたの、と伝えると「そうなんだね!道中、気をつけてね。またここでくつろいでいってね〜!」と手を振りながら快く見送ってくれました。今まで他のラウンジでこのようにフレンドリーかつ優しくお声がけをいただいたことがなかったので、とても嬉しかったです。
彼以外にも、テキパキと、かつ笑顔でお仕事をされているスタッフの方も多く、とても気持ちよく利用できるラウンジだと思います。私の中でこのラウンジは一番のお気に入りラウンジです。
台北桃園国際空港T1・チャイナエアラインラウンジの基本情報
場所 | セキュリティチェック後の4階エリア(ターミナル1) |
営業時間 | 毎日05:30〜23:30 |
設備 | フリーWi-Fi、書籍、有線LAN、シャワー、授乳室、スリーピングルーム、クローク |
※2016年6月時点での情報
この記事にグッときたら
いいね!しよう
行ってわかった賢い旅行情報をお届け!
Twitterでトラベリスタしよう!
Follow Follow @onsen_tv