プロに聞く!LCCでスマートに格安旅行を楽しむコツ

  • 2016/2/25

「ピーチ」「バニラエア」「ジェットスター」「春秋航空」「ノックスクート」「エアアジアX」「タイガーエアウェイズ」「スパイスジェット」「セブ・パシフィック」…などなど、把握しきれないほど増えているローコストキャリア、LCC(格安航空会社)。

LCC格安航空会社春秋航空LCC

このLCCを使いこなして、いかにお得にスマートに海外旅行を愉しめばいいのか?LCCの数が増えれば増えるほど、便利になる代わりに選択肢が無数に増え最適な旅程を選びきれません。

そこで、日本テレビ「沸騰ワード10」でもおなじみ!LCCはもちろん、航空業界すべてに精通するプロフェッショナル:航空アナリストの鳥海高太朗さんに賢い活用術をお聞きしました!

航空アナリスト鳥海高太朗

<格安航空LCCの賢い利用法>

■格安LCCの賢い使い方というのは?

最近、話題になっているのはLCCでわざわざ遠回りして2都市を巡るやり方です。

バニラエアで台湾の台北へ

例えば、東京から台湾経由で大阪へ行ったり、東京から香港経由で沖縄へ行ったりするパターンです。東京から台湾経由で大阪へ行く場合には、成田空港から「バニラエア」で台北に行き、台湾を満喫したその日の夜に「ピーチ」で台北から関西国際空港に向かうルートです。キャンペーンをうまく利用すれば約15,000円、東京から大阪への新幹線代とほぼ変わりません。

今、台湾線はフルサービスキャリアも含めると12社もあり超激戦になっていますので選択肢はかなり広がっています。

■LCCで日帰りといった使い方をする人は増えているんですか?

LCCピーチで台湾の台北

特に大阪だと「ピーチ」を使ってソウル日帰り、台北日帰りを楽しむ人が増えていますが、東京からも羽田空港から「ピーチ」が台北とソウルへの便が深夜・早朝時間帯に飛んでおり、日帰り弾丸スペシャル運賃も販売されています。

日帰りをうまく利用すると宿泊代がかからないため、かなり格安で海外旅行を楽しむことができます。

<LCCで気軽にリゾートを満喫!>

■最近はLCCでリゾートを気軽に楽しめるようになってきているとか?

最近、旅行通の人たちの間で人気になってきているLCCがフィリピンの「セブ・パシフィック」です。以前は成田空港からフィリピンのマニラにしか飛んでいなかったんですが、今は成田空港から直接セブ島に飛べるようになったので、これを使って短期間で安くリゾートに行くという人が増えています。特にキャンペーンを上手に活用することによって片道5000円程度で行けてしまう時もあります。

エアアジアエアアジアa302

他にもタイのバンコク好きの方々は「エアアジアX」でバンコクを楽しむ人たちが増えています。そしてこの「エアアジアX」はバンコクのドンムアン空港に着きますので、そこから「タイ・エアアジア」「ノックスクート」などのLCCを使って、リゾート地のプーケット島やサムイ島に行く方法も人気です。

あと僕はまだ乗れていないんですけど、大阪から韓国のLCC「ティーウェイ」での便でグアムに遊びに行く方法もあります。昨年10月から就航したLCCとしては初のグアム便です。火・木・日と週3便飛んでいます。

<帰りに香港に寄るのが熱い!?>

■帰りにどこかに立ち寄るという楽しみ方もあるのでしょうか?

香港エクスプレスLCC

「香港エクスプレス」というLCCが羽田空港の深夜便・早朝便があり、香港に安く行くには良いですね。僕が大の香港好きなので、シンガポールの帰りに「タイガーエア」で香港に寄って、泊まらないで6〜7時間滞在して美味しいご飯だけ食べて「香港エクスプレス」の羽田便に乗って帰ってくるというのが楽しいですね。羽田空港に到着するというのが本当に楽でオススメです。

タイガーエアでシンガポール・香港

■香港の良さといいますと?

香港の夜景

年に2〜3回は行くほどの香港好きです。以前に比べると香港に行く航空機代が安くなり、ホテルも一時期ほど高くなくなったのでLCCで気軽に楽しめます。

香港 北京ダック香港 グルメ

香港エクスプレス以外にも「バニラエア」「ジェットスター・ジャパン」が相次いで就航したこともあり、香港エクスプレスを含めた3社で運賃を比較するとお得に利用できます。また、関西国際空港や那覇空港からの場合はピーチが就航しています。

ただ日本から行く場合LCCの席で5時間乗るのは、映画などのエンターテイメントもないのでちょっと大変です。ですから非常口前のシートが取れる時は必ずそこを取りますね。

香港 中華グルメ香港 中華料理

LCCは区間を足してもあまり値段が変わらないので、このような使い方をすると様々な用途が広がって楽しいです。従来の飛行機の単純な往復だけではなく、経由地としてもう一都市を楽しむような使い方がLCCならではの楽しみ方ですね。

<LCCの格安チケット予約のコツ>

■LCCのチケットを賢く取る方法はありますか?

目的地さえ決まっていればスカイスキャナーで最安値を探して行くのが、安く行くための常套手段ですね。細かく区間を区切って検索もできますので非常に便利です。またLCC各社のホームページを頻繁にチェックしておくと思わぬ掘り出し物のチケットがあるかもしれません。

スカイスキャナー

■LCCのセールの活用法は?

LCC好きの人たちは事前に準備しておいてセールの時期を狙ってチケットを取って行く方が多いですね。自分も何度もセールで買ったことがあるのですが、確実に出かけられる日程で買うことが大切ですね。私自身、仕事が入ってしまい、セール運賃で買った航空券を払い戻しもできないことから泣く泣く放棄したこともあります。セールでなくても十分に安いのもLCCの魅力です。

<最新のLCC事情>

■最近、注目されているLCCはありますか?

先ほども話に出ました「香港エクスプレス」は機内で飲茶が楽しめるなど「ピーチ」に近い感じでサービスが充実しています。

香港エクスプレス 機内で飲茶

あと最近は「スクート」も注目されてきています。

「成田発⇒台北経由⇒シンガポール行」

「関空発⇒高雄経由⇒シンガポール行」

「関空発⇒バンコク経由⇒シンガポール行」

などの便が登場しています。

「スクート」のボーイング787機では有料ですがWi-Fiが使える便も出ました。

スクート機内でWi-Fi

またマイラーの方にとっては、ANAマイルを「バニラエア」に特典航空券に交換、JALマイルを「ジェットスター・ジャパン」の特典航空券に交換することができますのでマイルの使い勝手がよくなりました。

ジェットスター JALマイル交換

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

成田空港第3ターミナルができ、また深夜・早朝の時間帯においては羽田空港発着便も増えるなど、ますます使いやすくなった格安航空LCC。

事前に路線を調べておいて、セール時期に重なるようであれば、セールで航空券を獲得。セールで取ることができなくても、行き帰りの路線を変える、帰りに香港を経由して羽田空港に帰る…など、様々なテクニックを駆使すれば、使い方は無限大に。

国内旅行よりも安いことがあるLCCでの海外旅行。思いついた時にふらっと海外に行けるようになれば、海外旅行という概念が変わることに。ツアーで行く海外旅行ではなく個人で好きなように海外に行く自由な個人旅行を楽しめます。

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