マカオでは無料バスが意外と使える
- 2016/9/19
国内でも意外と便利なホテルの無料送迎バス
大阪によく出張する人はご存知だと思いますが、リーガロイヤルホテル、ウェスティンホテル大阪、ハイアットリージェンシー大阪といったホテルは立地的にちょっと離れた場所にあります。
それで不便かというと、そうでもなくて、大阪ではホテルの送迎バスが発達しています。JR大阪駅の高架下に、さまざまなホテルへの送迎バスが比較的短いサイクルで出るようになっていて、宿泊客はそれほどストレス無くホテルに向かうことができます。
首都圏でも新宿のパークハイアットは新宿駅西口のロータリーの脇あたりから、インターコンチがあるパシフィコ横浜は桜木町駅から、送迎バスが利用できます。
海外でもこのような無料バスが発達していて、それを利用するとタクシーを使わなくてもいいような場所があります。その典型例としてマカオの交通事情を紹介しましょう。
マカオはタクシーも便利だが、無料送迎バスのネットワークが充実
マカオの玄関口は、香港から乗るフェリーふ頭です。マカオの空港もありますが、日本からの利用はちょっと不便。私の場合、香港経由でマカオに向かうケースが大半です。
入国手続きをすませて、フェリーふ頭の建物を出て歩道を右側に進むとタクシー乗り場があります。料金は感覚的には日本の半額ぐらいでしょうか。安いのですが、難点がふたつ。混んでいて乗るまでに時間がかかること。そして英語が通じないことです。
行き先のホテルの名前を漢字で書いたカードを持っていればいいのですが、そうでなければタクシーはちょっとむずかしい。でもバスがあります。
フェリーふ頭を出たらそのまま地下に潜って道路の反対側に出たところにずらっと並んでいるのが主要なホテルに行く場合のシャトルバス。10分から15分間隔でバスが発車しますし、中で冷房がきいているので待つ間も暑くない。意外と快適です。でもなぜバス?
カジノ、ショッピングモール、アトラクションの移動手段として!
実はマカオでバスが便利な最大の理由は、カジノやモールを行き来するのに場所が離れているからです。
港の近くにあるのがウィングループの巨大なカジノ。街の中心部にあるのがマカオで一番有名なグランドリスボア。そして三本の橋を渡って海を越えて南側のコタイ地区にあるのがベネチアン。マカオに行ったら、最低でもこの3か所の巨大なカジノとそれに併設されているショッピングモールは見学しておきたいところ。
これらのカジノはホテル併設。だからホテル行きのバスに乗れば大丈夫。ベネチアンなら大きなカジノからの直行の無料バスが出ていますし、そうでなければフェリーターミナル行きのバスに乗って、そこからまた別の送迎バスに乗り換えれば、お目当ての目的地に向かうことができます。
マカオはカジノを中心として、ミュージカルやサーカスなどのショービジネスとショッピングの街。さまざまなアトラクションやイベントを含め、はしごをして見て回るべし。そのためには送迎バスを使ってのはしご移動が一番便利なのです。
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