海外旅行に必ず予備を持って行ったほうがいい持ち物
- 2016/9/30
海外旅行で忘れ物をしたときは、現地調達が基本だが、、
私は海外旅行に慣れている関係で、旅支度は直前にちゃちゃっとやってパッと海外に出てしまうたちです。もし持ち物に忘れたものがあったとしても「現地で買えばいいや」と言う考え方で、実際それで何とかなるものです。
ただし例外があって、出発前に必ず持っているかどうかを確認するのがパスポートとパソコンのACアダプター。パスポートはあたりまえですが、私のパソコンはソニー製の特別なアダプターを使っているので、これを忘れて日本を旅立ってしまうと、現地で同じものを見つけるのは結構大変なのです。
さて、それに加えて、本体以外に必ず予備を持っていく旅行の必需品があります。
それはメガネ。当然必需品ですから出発時に忘れていくことはありえません。しかし近視の私はメガネが壊れてしまうと何も見えません。しかも旅行というシーンは、普段以上にメガネを壊すリスクが多いものです。
眼鏡が現地で壊れてしまうリスクは意外と多い
眼鏡を旅先で壊してしまうリスクは、普段よりもやや高いと思います。
行きの飛行機の座席で熟睡しているうちに眼鏡をお尻でつぶしてしまう。荷物が多くてうつむいて汗をかきながら空港を歩いているときにメガネがずり落ちてスーツケースのキャスターで轢かれてしまう。ホテルの部屋で仲間で集まってワーキャーしていたら「ごめん、眼鏡つぶしちゃった」と友人が謝ってくる。まあ、よくある話です。
旅先だとたとえば記念写真ではしゃいだポーズをとった瞬間に手で眼鏡をふっとばしてしまう。バリ島の寺院の周囲にいる猿に眼鏡を奪われてしまう(これ、実際にバリ島のあるあるで、現地ではガイドさんから注意を促されることなんですよ)。ナイトクラブできれいな女性に声をかけたらその隣の男性からいきなりパンチをみまわされる(さすがにこれは頻繁にはないか?)みたいな事件も起きたりします。
日本なら、家に帰って予備の眼鏡をかければ済むことも、旅先で予備がなければそういうわけにもいきません。
現地で眼鏡を作ると意外に高額の請求が来る!
しかも現地で眼鏡を作ると費用が高額です。アメリカを例にとると眼鏡を現地で作るには5万円ぐらいの出費の覚悟が必要です。なぜかというと眼医者さんの初診と検査が必要で、その費用だけでそれくらいかかるからです。受診料が眼鏡のフレームやレンズ代よりもはるかに高い。老眼鏡ならスーパーに売っていますが、近眼を矯正する眼鏡やコンタクトレンズは医者の処方箋がなければ買えないのです。
海外旅行傷害保険の条件次第ではこれが補償されるという人もいるかもしれません。最初に眼鏡を壊したのが物損事故扱いで、眼科の処方箋をもらうのが医療費扱いになれば、たしかにそうなりますね。
そう思っている方、ご加入の海外旅行傷害保険に小さな文字で書かれている条件をよくお読みになることをお勧めします。眼科診療はオプションになっている保険が多いのです。
それも補償の上限が比較的低い50ドルぐらいになっていたり、「Out-of-network」といってその会社の保険プランに加盟していない医者の治療費は支払われない(これは現地で眼科に受け付けた際にわかると思います)という保険条件になっていたりするので、眼鏡については保険も万能ではないのです。
一番簡単な対策は、予備の眼鏡やコンタクトレンズを複数のカバンに分散させておくこと。そうすれば、旅の途中でたとえ荷物が紛失したとしても、その後の旅程を「見えないまま」で過ごすようなことはなくなりますよ。
この記事にグッときたら
いいね!しよう
行ってわかった賢い旅行情報をお届け!
Twitterでトラベリスタしよう!
Follow Follow @onsen_tv