癒しの旅の映像の定番バーチャルトリップ

「バーチャルトリップ」という映像ソフトを御存じですか？ハワイやモルディブといったビーチリゾートに行った気分になれる環境映像ソフトです。

中にはイビザとかアマルフィとか実際にでかけると時間がかかりそうな場所もシリーズ化されています。

私も何枚かこのソフトを持っていて、日本で仕事が忙しくて疲れたときなど、社長室のディスプレイにこのDVD映像を流して「あーやっぱりビーチはいいなあ」と心を休めています。疲れ切ったときに目の前に広大なワイキキビーチの鳥瞰映像が広がるのはとても素敵です。

とはいえ映像ソフトの欠点は映像がつぎつぎと切り替わるところでしょう。いろいろなビーチに連れて行ってくれるのはいいのですが、ちょっと場面の切り替わりが早すぎます。ビーチに行ったらもっとのんびりしたいものです。

昔見つけた浅井慎平さんのレーザーディスクソフトの場合

もう廃番なのですが、昔、まだDVDではなくレーザーディスクだった時代に写真家の浅井慎平さんが撮影したハワイのビーチの映像ソフトがありました。私のお気に入りの映像ソフトで、なんども繰り返し見たものです。どんな映像かというと、誰もいないハワイのビーチの前にビデオカメラを固定して、ただ一時間ずっと波と砂浜を映し続けたソフトです。

この映像をリピート再生すると、ただひたすらテレビ画面からビーチの波が寄せては返す映像が一日じゅう流れます。まるでテレビの画面が窓で、その窓の向こうにビーチが広がっているような不思議な気持ちになれるソフトでした。

さて時代が変わって現代ではスマホを使えば簡単に、旅のお気に入りの瞬間をビデオに撮影して持ち帰ることができます。私も浅井慎平さんになったつもりで同じことをしてみました。

タートルベイで撮影したなんちゃってバーチャルトリップが意外といい

ハワイにでかけたときに、オアフ島のタートルベイまでドライブしたときです。ちょっと休んでいこうかと砂浜にビーチタオルを敷いて小一時間ほどうとうとと睡眠をとることに。そこでせっかくなのでスマホを海に向けて立てかけてビーチの様子を撮影することにしました。

今では仕事中にちょっとリラックスしたいときは、私の部屋の大きなモニターにその映像を映し出してハワイを思い出しています。ずっと流しているとほんの一瞬、画面に海ガメが映るのが素敵です。

とても簡単に作ることができるこのハワイみやげ。みなさんもいかがですか？おっと置きっぱなしで撮影中のスマホを盗まれないように。それだけはくれぐれもご注意を。

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