グアムはハワイほどではないと思っている人の「ある共通点」
- 2016/3/3

グアムはハワイほどではないと思っていませんか?
私の人生で最初の海外旅行の行き先はグアム島でした。その次はハワイ。このときのハワイの何ともいえない天国のような居心地の良さにすっかりとりこになってしまい、それから30年間、リゾート旅行といえばハワイばかりというのが私の海外リゾートでの定番となってしまいました。
ハワイに比べてグアム島の砂浜はサンゴでごつごつしていますし、夏はなんともいえずまるで東南アジアのリゾートのようにジメジメしています。それに物価もハワイよりもずっと高い。そんな理由でグアムを敬遠してきた私ですが、実は最近、すっかりグアム島を見直してしまうことになりました。
グアムはいい。その理由をみなさんにもお知らせしたいと思います。
グアムがだめだと思ってしまった人の「ある共通点」
実は私の周囲でも「グアムはいい派」と「グアムはだめ派」に意見が分かれていたのですが、最近その理由が判明しました。実は行っている季節が違ったのです。
私の所属していた“グアムだめ派閥”は夏にグアムに行って「めちゃくちゃ湿度が高いうえに日差しが暑くてもうたまらない」という意見の持ち主ばかり。それに対してお正月休みやGWにグアムに行ったひとたちが「グアムはカラッとしているし、日差しもちょうどいい。日本を離れて常夏の楽園に来てみたい」と正反対の意見。
この意見の違いは雨季に行ったのか、乾季に行ったのかの違いです。そうグアムは乾季に行くべきなのです。
グアムの乾季は11月~5月まで。中でも12月から2月までの間はベストシーズン。日本の寒さからあっという間におさらばできます。乾季のグアムはからりとした空気に常夏の空と海が待っています。そう、これまで雨季にばかり出かけていた私が間違っていたのです。
乾季にでかけたグアムはいいことばかり
でかける季節だけ間違えなければ、あとはグアムはいいことばかり。まずハワイと違って時差に悩まされることがありません。ハワイ旅行のように日本時間の午前3時頃に現地に到着して、初日は時差のおかげでずーっとぼーっとしたままということはグアムでは全くなし。グアムなら到着したらその日からすぐにしゃっきりとした行動ができます。
日付変更線も越えないのでハワイのような4泊6日というちょっと損した感じの日程ではなく、グアムはちゃんと4泊5日で行動できます。
物価が高い?確かにハワイと違ってアメリカ本土からかなり遠いグアムの場合、食品も日用品もハワイより5%ぐらい高い気がします。でも大丈夫。グアムでは州税がかかりません。ハワイの場合オアフ島では4.71%の州税がかかりますから、会計をする段になれば価格はハワイもグアムも大差がなくなります。
ある意味グアムの方がリゾートとして優れている?
グアムのいい点はたくさんあります。なんといっても海が透明できれい。イモ洗いのように混んでいるワイキキの海の水はなんとなくサンオイルでべとべとした感じがしているのですが、比較的すいているグアムの海の水はさらりとしています。
平均年齢も若い。ハワイは熟年夫婦のリゾートのイメージですが、グアムの海は平均年齢20代とだんぜん若者の天国です。
以前と違ってショッピングも充実。DFSとそのお隣にできたサンズのショッピングビルに出かければ日本人がほしいと思うたいがいの高級ブランド品はカバーできます。
考えてみれば20万円近くかけてハワイに行くよりも8万円のグアムツアーにでかけたほうがずっとお得。差額をまるまるブランドショッピングに費やしてもいいぐらいです。
日本とグアムは飛行機でわずか3時間半の距離です。ビジネスクラスに乗らなくてもエコノミークラスで十分な距離。思い立って金曜日の夜に日本を出て、月曜日の朝、成田から会社に出勤なんてこともできる日本から一番近い楽園。その価値をもう一度、見直してみたいと、久しぶりに出かけた訪れた冬のグアムで感じたのです。
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