毎日がフランス料理！パリ滞在の楽しみ

プランスに旅行して一番嬉しいことは、毎日フランス料理を食べることができることです。朝は焼き立てのクロワッサンとカフェオレ、昼は気軽なレストランでフランス風のオムレツ、夜はビストロで店主の得意料理を堪能。それを毎日続けることが可能です。

パリでは4つ星以上のホテルにはコンシェルジュが常勤しているので、気軽にホテルの近所のお勧めのフランス料理店に予約を入れてもらうことができます。

とはいえ、せっかくのパリ旅行、お土産話代わりに本場パリでミシュランガイドの星を獲得しているフランス料理店で食事をして帰りたいものです。

ミシュランの星付きレストランに出かけるにはハードルがある

実はこの日本人なら普通に感じる「どこでもいいのでミシュランの星付きのフランス料理店に予約を取ってほしい」というお願い、フランス人のコンシェルジェに伝えるのは結構難しいものです。

理由は彼らのプロ意識。「どこでもいいから」とは言っても、ホテルの近所だけで20以上の星付きレストランがありますから、その中でどんなところに行きたいのか、事細かに聞いてきます。

予算は？業態は？気軽なビストロがいいのか、それともきちんとジャケットを着込んでレストランに座りたいのか？得意料理のジャンルはどんなものがいいのか？これを英語でやりとりするのはちょっと疲れます。

それで、コンシェルジュが何かお店の名前を挙げてくれたら確認もせずに「ああ、それはいいね。それでお願いするよ」と言うのですが、外出から帰って予約が取れたか聞いてみると「今日は空いていない」と結論だけを言ってくれたりします。それでまた最初から。ちょっと面倒ですよね。

実は簡単なのはミシュランサイトからの検索

さて、実はもっと簡単な方法があります。インターネットでパリのミシュランガイドを使うのです。とはいってもフランス語のサイトしかみつかりません。私はフランス語はまったくわからないのですが、それでも何とか検索窓にホテルの郵便番号を入力して、それらしいボタンを押せばホテル近所のレストランを検索することができます。

前回の旅行ではそれでもOKだったのですが、今回、自分のノートパソコンを持っていったのでグーグル翻訳で日本語に翻訳してみました。日本語の解説はややでたらめな翻訳ぶりですが、少なくとも操作方法は以前よりもよくわかります。

こうすることでなんとなく価格帯的にリーゾナブルで、ホテルからも近いレストランを簡単にウェブ上でみつけることができるのです。

無料で、しかもたくさんのお店がネット経由で予約できる

さて、日本のミシュランガイドのサイトと違い、パリのミシュランガイドのサイトのいいところはふたつあります。ひとつは利用料が無料だということ。日本のように月324円の利用料はかかりません。

ちなみに裏技ですが、ミシュランガイド東京も英語のサイトを見つけると無料で使うことができます。英語ができる方は月額利用料は不要かも。

そしてもうひとつのいいところはパリのミシュランガイドには予約ボタンがついているのです。すべてのお店ではないですが、行ってみたいお店を見つけて、そこに予約のリンクが貼ってあるのを見つけたら予約をすればいいのです。

そしていくつかのコツを踏まえていざ予約へ！

残念なことに予約のページはポップアップ画面で、日本語翻訳が簡単にはできません。英語表示にしてみても、肝心な予約内容のところはフランス語表示のまま。なので詳細はよくわかりません。

それでも日付、人数、時間帯（ランチまたはディナー）、来店時間を選ぶのは英語表示でもだいたいわかるはず。よくわからない料理のコースは選ばずに、席だけを選択して予約すれば簡単です。料理はお店についてから英語で質問すればいいのですから。

個人的に予算が気になる方へのアドバイス。ミシュランふたつ星で予算が高めなお店にはお得なランチタイムに予約をいれて、夜は割安なビストロに予約をいれる。そんな風に使い分ければ、ミシュラン星つきのお店でも意外と予算内で収まるかもしれませんよ。

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