旅行帰りの重量制限が心配!ハカリがない時にスーツケースの重さを量る方法
- 2016/8/31
預け入れ荷物の重量制限が厳格化されています
航空会社の手荷物ルールが厳格化されています。特に預け入れ荷物の重さが超過したときのペナルティ徴収が厳格化されました。国際線ビジネスクラスだと32kg以内のものが2個まで、エコノミークラスの方は23kg以内の荷物が2個まで。これを超えるとペナルティがかかります。
航空会社によって若干の違いはありますがエコノミークラスで23kgを超えると6000円、ビジネスクラスを含めて32kgを超えると20000円というのが国際相場。3個目のスーツケースを預けるころになるとさらに20000円がかかります。
以前、某大企業の若手社員の方と一緒にヨーロッパの国際会議に出かけたことがありました。真面目な社員の方で、カンファレンスやエキジビション会場で受け取ったパンフレットや、おまけでもらえるマグカップのようなプレミアム商品を全部スーツケースに入れて帰国しようとしたのです。
書類って意外と重たいんですよね。ふたつのスーツケースが両方とも34kgと35kgということで空港に到着してみると重量超過。その場に私がいれば、少し引き受けてあげられたのですが、結局彼ひとりでチェックインして40000円の超過料金を支払ったそうです。
帰りの荷物はお土産でいっぱい。どこまで持ち帰るべきか測定が必要
私個人の経験だと、たとえばビーチリゾートに観光旅行に出かけた場合、帰国前日のホテルの冷蔵庫には飲みきれなかったグアバジュース缶など、ちょっと重たい、そしてちょっともったいない置き土産が残っています。
多少の重量超過が許容されていた頃には、そういった液体物はスーツケースの端に入れて持ち帰ってきましたが、1缶60セントのグアバジュースが3本入っていたせいで1kg超過で6000円を支払うのでは割にあいません。
観光旅行の帰国の際のスーツケースはお土産でいっぱいです。スーツケースが膨れているときはだいたい重量超過を疑うべき。安くて重たいものはスーツケースに入れないで、現地に棄てていった方が超過料金を防げます。
でも勘で荷詰めをするよりも、ちゃんと測定して、安心して荷物を持ち帰ったほうがいいですよね。
チェックアウト前にホテルの部屋でスーツケースの重さを量る方法をご存知ですか?バスルームの体重計を使います。
バスルームでスーツケースの荷物の重さを測るには手順がある
ホテルのバスルームに置いてある体重計、その上に直接スーツケースを載せても荷物で目盛りが隠れてしまって読めないですよね。これは旅行先のあるあるです。
そんなときは以下の手順で荷物の重さを測りましょう。
■まず最初に体重計に乗る
■次にスーツケースを持って体重計に乗る
■②の重さから①の重さを引き算する
というのが一番簡単な方法です。アメリカの体重計はポンド表示なので、荷物の限度もポンドで把握しておきましょう。エコノミークラスは50ポンド、ビジネスクラスの場合70ポンド以内であればOKです。
バスルームに体重計がなければ、ホテルのフィットネスセンターにスーツケースを持って行ってそこで測ることもできますが、フィットネスジムを使っている他の旅行客にちょっといぶかしがられるかもしれません。気をつけてくださいね。
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