わずか5000マイルで日本国内線を乗りまくる方法
- 2016/3/17
日本国内線でとてつもなく使い勝手のよいマイレージプログラム
ブリティッシュエアウェイズの日本国内線の特典が使える話はこの「ブリティッシュ・エアウェイズのマイルでJAL特典航空券をお得に取る方法」で紹介されていますが,もう一つ日本国内線でとてつもなく使い勝手のよいマイレージプログラムがあります。それがユナイテッド航空マイレージプラスです。
片道5000マイルで日本国内線に乗れる!
片道5000マイルで日本国内線の多くをカバーするのがユナイテッド航空マイレージプラスの特典。
ユナイテッド航空はスターアライアンスに加盟しているので、貯めたマイルはANAの日本国内線で使うことができます。必要マイル数は片道5000マイル、往復10000マイルです(直行便で片道801マイル以上の場合は片道8000マイル、往復16000マイル)。 これだけなら、他社よりも少ないマイル数でお得だな、という程度の話なのですが、マイレージプラスにはほかのプログラムにはないすごい利点があります。
ユナイテッド航空マイレージプラスの意外な利点
通常、特典航空券は直行便で使われることが多いのですが、航空会社のホームページで特典を検索する場合、路線によっては経由便が表示されることもあります。しかし、その多くは羽田から関西経由で那覇など、比較的目的地に近づく途中にある経由地の場合がほとんど。
ところが、ユナイテッド航空のマイレージプログラム、マイレージプラスの特典航空券では、次のようなルーティングが出てくることがままあります。成田~仙台~千歳~静岡。所要時間25時間50分。これでわずか5000マイルしかかかりません。首都圏在住者なら静岡空港から高速バスで帰ってもよいですし、時期によっては青春18きっぷで帰ってくることもできます。
<成田→仙台→千歳→静岡のルート>
昼は仙台で牛タンランチ、夜は札幌で寿司、翌日昼は静岡空港の近くでそばといった芸当も可能。
このルーティングのポイントはあえて便数の少ない成田空港を選ぶことにあります。羽田空港を選ぶと、路線網が充実しているために、このようなヘンなルートはあまり選んでくれません。また、出発地と目的地を近い空港にすることで、ほとんど往復に近い行程を実現できました。ただし成田発羽田着や、伊丹発関空着などは不可能です(成田・羽田や伊丹・関空・神戸は同一都市の扱い)。もし、茨城空港にANA系列が就航することになれば、茨城発羽田行きが5000マイルということも夢ではありません。
実はこの特典航空券のシステムは、ユナイテッド航空と合併したコンチネンタル航空のものをそのまま用いています。かつては日本発サンフランシスコ経由香港行きのビジネスクラスが、日本発香港行きと同じマイル数で発券できたこともあったそうです。
さらにお得に利用する方法!
さらにうれしいことに、特典航空券でも1区間ごとにデルタ航空のニッポン500マイルボーナス・キャンペーンが利用できますから、3区間5000マイルの特典航空券を利用すると、デルタ航空に1500マイル加算され、差し引きわずか3500マイル分の出費で国内旅行を楽しむことができます。
ユナイテッド航空のマイレージプラスは,マイルの加算などがあるかぎり、マイルの有効期限が延長されるので、ANAでマイルを貯めているけれども、結局期限までに特典に変えるチャンスがないという人におすすめのプログラムです。
ちなみに2016年5月31日までの国内での宿泊を2016年3月31日までに行うと5000円分のクーポンをくれるキャンペーンをヤフートラベルがやっています。1泊10000円強のホテルならほぼ半額になります。
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